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北海道 取材(白鳥湖にて)

【カヌー競技地を訪ねて、日本一周!vol.24 北海道】

 

スプリント  かなやま湖(南富良野高校)、白鳥湖(安平の森カヌークラブ)、新冠川(B&G)、ラウネ川(B&G)

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北海道苫小牧市。ハスカップのロールケーキ、よいとまけが有名な苫小牧。
千歳空港から車で約20分ほどの白鳥湖で、北海道のカヌースプリント選手権大会が開催されました。

北海道は、九州全土と引けを取らない大きさです。
この日は、遠くは南富良野市から車で3時間以上かけて、選手たちが会場にやってきていました!

北海道は、北海道として1つのブロックになっているため、この日開催された道内大会が、国体への切符をかけたレースになります。
小学生から成年まで、4つの大会も同時開催されました。各地から集まったのは約40人。   
現在、網走のキャンパスで学ぶ沖縄出身の大学生選手も来ていました。
彼曰く、沖縄と比べて、北海道は時間にきっちりしている気がするそうです。
また、周りの方から魚やジャガイモなどをおすそ分けしてもらったり、とにかく北海道の人は優しいのだとか。
  
そんな北海道のカヌーの歴史を少し紐解きます。
平成元年に北海道で開催された「はまなす国体」に合わせ、南富良野高校にカヌー部が創設されました。
これはその時から今までも、道内唯一の高校カヌー部です。
また、新冠(にいかっぷ)町や滝川のB&Gカヌークラブでの活動も長く続いています。
さらに、10年ほど前から、安平(あびら)のカヌークラブで選手が国体枠のためにもとずっと選手として活動し続けてきたことが部員増にもつながり、今回のような盛況となっていました。
   
ただ、北海道らしい悩みも色々とあるようです。
まず、北国の事情として冬に漕げないこと。しかしこれに対しては、クロスカントリースキーを取り入れて活動を行っているのだとか。
また、レジャーのカヌーはとても広く普及されているものの、競技としての認知度がまだまだ低いこと。だからこそ、安平の森カヌー部もそうですが、皆さんが体験会を積極的に開催し、皆さんがカヌーのために動いてくださっています。
  

高校生時代にカヌーに熱中し、しばらくブランクがあったものの、北海道で縁あってまたカヌーと出会い、活動していらっしゃる方もいらっしゃいました。
国体枠確保についても、北海道のためだけではなく、全国のカヌー競技にとっても、大いに重要な話で、それを背負ってくださってきた方々がいらっしゃいました。
そんな想いを語ってくださった北海道の方々。
皆さん、とてもおおらかでアットホームな雰囲気でした!

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