TEL:050-3154-1163 受付時間 9:00~18:00(土日定休)
目の覚めるような朝の空気。ほほをなでる風。輝く水しぶき。
岸辺から聞こえてくる、自分の名前を呼ぶ声。
遠のくライバルの背中を見つめて感じた悔しさ。
覚えているでしょうか、初めてカヌーに乗った日のことを。
きっと、自分はなかなか乗ることすら難しいカヌーを、先輩が簡単そうに漕ぐのを見て驚いたことでしょう。
私たちは、できないことができるようになる嬉しさや、自然と一体化する心地よさなど、体験者それぞれが感じたはずの想いを、原点に、カヌーのすばらしさをもっと多くの人に知っていただきたいと思っています。
また、たとえ競技生活から離れても、ずっとカヌーにかかわっていけるような未来に変えていきたい。
そんな思いで我々カヌーホームは一歩を踏み出しました。
共に、今・ここから、そんな未来を創っていきましょう。
カヌー、という
共通語でつながる。
必要なのは
「仲間」でした。
まずはじめに、必要なのは“仲間”でした。
カヌーにはさまざまな種目があることや、
こんなところでカヌーを漕いでいる人がいること、
こんな想いで道を切り拓いてきた方たちがいることなど
言葉や写真、動画を通じて発信を重ねました。
カヌー、という共通語でつながりを強く感じられる場を作ることが大切な1歩目となりました。
取材を重ねる中で見えてきたのは、
いわゆる「する」「観る」「支える」のバランスでした。
カヌーの大会は、「車で行くのに便利な場所」で開催されることが多く、
「観る」機会がどうしても限定的になってしまい、
「カヌーってどんなスポーツ?」 「カヌーはどこで漕げるの?」
などと言われてしまうのも一度や二度ではありません。
そこで、「エルゴ」と呼ばれる室内トレーニングマシンを使って
ショッピングモールでカヌーの大会を行いました。
カヌーの大会を見たことがない方も足を止め、
選手たちも、目と鼻の先から応援を受ける、白熱した一日となりました
2年目の活動に入ってからも、やはり「観る」「支える」場を広げることがとても大切だと考え、
各競技の全国大会について、ライブ配信を実施しました。
ときに通信環境が安定せず、
ときにスマホが手から滑り階下へ落下し、
あまたのトラブルを乗り越えてきました。
また、日本カヌー連盟や日本代表選手の皆さんにもたくさんご協力をいただき、
レースのタイムスケジュールや大会結果など、情報発信を重ねてきました。
こうして活動を重ねていると、新たなつながりも芽生えました。
他団体が主催するイベントのカヌー体験支援や
カヌースプリント小説の執筆にかかわる情報提供、
またテレビ番組での収録支援など
2年目は、多方面に活動が広がりました。
関連記事
■https://canoehome.or.jp/content/1688
■https://canoehome.or.jp/content/1770
ひとつひとつの
活動が、
カヌーの未来を
広げていく。
これまでのひとつひとつの活動がつながり、これから先の登頂ルートが見えてきました。
私たちの取材や広報を通じて
誰かにとって新しい出会いにつながるきっかけになったり、
カヌーのまた違った一面を知る場になったり
何より、今の一瞬一瞬を刻み、残していけると幸いです。
カヌーが速くなりたい、強くなりたいと思う人、
1人でも多くに届けられるように、常に情報を発信します。
そして、オンラインをフルに活用し、時流にのった指導環境も整えていきます。
「カヌーってどんなスポーツ?」 「カヌーはどこで漕げるの?」
そんな方たちに、実際に体験してもらえるようなイベントを創っていきます。
とくに、これからはオンラインのイベントも開催していきます。
イベント実施と同じように、カヌーを通じて水の上に出ていく楽しさを知り、
カヌーライフを楽しむタッチポイントを増やせるように、パックラフト(コンパクトに収納できて持ち運べるカヌー)の販売を始めました。
https://canoehome.or.jp/content/2392
いくらオンライン化が
進んでも
やっぱり大切なのは
「人と人のつながり」。
今改めて、大切なのは、「人と人のつながり」です。
実現したい目標や支えたい気持ちがあり、見届けたい誰かの未来がある。
何より、私たちは、カヌーホームを応援してくださる方たちがいて、ここまできました。
これからも、SNSへのいいねという形、イベント参加という形、寄付という形、
皆様からのあらゆる声が力になります。
ぜひ、ともにカヌーの未来を創っていきましょう。