一般社団法人カヌーホームは、カヌー愛好家からトップ競技選手まで、すべてのパドラーを応援します。

高知県 取材(須崎市浦ノ内にて)

【カヌー競技地を訪ねて、日本一周!vol.45 高知県】

スプリント    須崎市浦ノ内(須崎高校、高知県立海洋高校)、吉野川(嶺北高校)、

四万十川(中村高校西土佐分校)、鏡川カヌー競技場(高知丸の内高校、五台山カヌークラブ)
ドラゴンボート  須崎市浦ノ内、鏡川

★動画はこちら★

高知県は須崎市にやってまいりました。
東西に長い高知県は、四国山地より多くの川が流れ、仁淀川は水遊びや釣りなどの利用が盛んな「水辺利用率」全国一位に選ばれるくらい、水辺環境が身近な県です。
そんな高知県は、練習場所もそれぞれに、5つの高校でスプリントの部活動を実施しています。2002年に高知国体が開催されるにあたり強化を進めたことが中心理由で発展し、現在まで続いています。
各高校は、全校生徒数が40~500人の中、それぞれカヌー部員が10人前後で活動を行っています。
 
各校の部員数があまり多くないこともあり、頻繁に須崎市の練習場に集まり合同練習を行っているということで、この日も県の新人戦前日で合同練習を行っていました。
こうすることで、普段から先生の予定がつかないときには、生徒さんを預ける形で練習に送り出せるメリットがあるとおっしゃいます。

また、須崎市は特にカヌーやドラゴンボートに力を入れています。
市のHPのトップページに、カヌー教室開催のお知らせが掲載されているのはもとより、市の商工会議所主催のドラゴンボート大会も毎年盛況なんだとか。須崎工業高校の先生が授業の一環でドラゴン大会を始めたこと、そして退職後もドラゴンの陸上練習設備を構えるなど、精力的に環境を整えていったことが今につながります。
一方で、新艇庫とトレーニングが今秋完成予定です。高知県全体として須崎市を「海洋スポーツパーク」として盛り上げたい意向を受け、着々と活動が進められています。
 
須崎高校のある須崎市が、長井海斗さんを指導者として迎えたことや、嶺北高校のある土佐町がラヨシュ・ジョコシュさんをコーチとして招聘したことなどもあり、レベルの高い指導環境が整ってきています。合わせて、長期的な選手の育成の観点から、6年前に立ち上げた1つのジュニアカヌークラブと、今年立ち上げた2つのジュニアカヌークラブも、少しずつ練習する子供たちが加わっています。ここで育った子たちが高校でも続けられるクラブ環境や、あるいはすでにある5つの高校への進学でカヌーを続けられる未来ももうすぐやってくることでしょう。
とまあ、本当に話題が豊富です。まさに、「たっすいがは、いかん!」という土佐魂がそうした引力になっているのでしょうか。

来月には、チェコのチームが東京オリンピックに向けた事前合宿地視察として、須崎にやってくるそうです。須崎の浦ノ内湾は、内海であることに加え、10km回航なしで練習できる区間がとれることや、一年を通して乗艇練習ができることが大きなアピールポイントです!
最後に、全国の皆さんにPRです!
  
★前述の環境下で、合宿を受け入れています!
カヤックはネロ、カナディアンはプラステックスの艇を、シングル・ペア・フォア合わせて約12人分、用意しております!★
ライフジャケットとパドルさえ準備してきてくだされば、そして須崎市内にぜひ宿泊して下されば、艇は無料で貸し出してくださるそうです!
詳細情報はこちらをチェック!
http://www.city.susaki.lg.jp/life/detail.php?hdnKey=2179
※アクセス、トレーニング設備情報、艇情報、水上環境など詳細が分かりやすく記載されています!

お気軽にお問い合わせください!

ご支援について

ご支援について

カヌーホームでは、日本のカヌーをよりかっこいい!と思っていただけるような環境づくりに向け、活動してまいります。
カヌー界を支え、盛り上げていくために、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

当法人は、広くカヌースポーツの普及および振興に関する事業を行なうことにより、国民の心身の健全な発達に寄与し、又は豊かな人間性を涵養することを目的とし、その目的を資するため、活動してまいります。
つきましては、誠に恐縮ではございますが、当法人の趣旨にご理解をいただき、御支援を賜りたく、ここにお願い申し上げる次第です。

お気軽にお問い合わせください!