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愛媛県 取材(肱川にて)

    【カヌー競技地を訪ねて、日本一周!vol.37 愛媛県】

    スプリント  肱川(大洲高校、大洲カヌークラブ)、鹿野川湖

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    今夏は各地で水害が後を絶ちませんでしたね。
    今回訪れた大洲地区も、この7月の豪雨の被害を大きく受けていました。
    大洲高校や大洲カヌークラブの艇庫があるのは、大洲城の真横。大洲城の隣に大洲市民会館があり、その裏にあるプレハブを艇庫として利用しています。
    川のほとりにたたずむこちらの艇庫は、今回の豪雨では、ぎりぎりのところで被害を免れました。
    通常時は、川岸から階段を降り、坂を下り、大きく堤防が広がっているところをさらに下って水面に到達するのですが今回の雨で氾濫ぎりぎりのところまで水位が上昇したのだとか。
    また、上流のほうで橋が流されたり、地元の観光事業の鵜飼の船が被害を受けたりと、ただならぬ事態でした。
    ようやく日常を少しずつ取り戻していたところで、今回は大洲高校と大洲カヌークラブの皆さんが遠征に向け艇積みをする日にお邪魔をしました。
       
    こちらの肱川は、大洲市の中心を流れる川で、鵜飼の時期のみ水位が上がり、カヌーの練習場になります。練習している選手何人かにカヌーを始めたきっかけを聞いていると、
    「大洲市が主催しているカヌー駅伝に参加してみて面白かったから」「お祭りで体験会に参加したから」「兄弟がやっているから」など、みんな様々な理由を挙げてくれました。
    大洲高校からこちらの練習場までが、目と鼻の先にあることも、部員が多く集まる理由のひとつでしょう。
    特に昨年開催の愛媛国体の際には、肱川を上流にさかのぼったところにある鹿野川湖で競技が開催され、大いに盛り上がりました。
     
    小中学生を中心に活動している大洲カヌークラブから大洲高校へ進学し、継続的に活動を続けられる環境があることも一役買っていそうです。

    顧問の松盛先生曰く、学校や保護者、そして地域の理解が大きく、このように発展してきているということです。
    子供たちがカヌーを始めるきっかけとなるいろいろな場があることもそうですし、例えば大会遠征の際の、艇運搬についても学校の理解とサポートに助けられ、毎回業者の方に依頼でき、安全に活動できているとおっしゃっていました。

    県内で進学校としても人気のある大洲高校。生徒さんたちは皆さん真面目です。
    副顧問の先生から見た生徒さんについて伺ったところ、
    「生徒達には、もう少し周りを見て動いたり指示を出せたりするようになってほしい」
    とおっしゃっていました。

    そして、そのあと生徒さんの一人に話を聞くと、
    「先生から、周りを見てもっと動きなさいとよく言われるけれど、なかなかできていません。
    先生には、何度も個別に指摘されたりしているけれど、なかなか後輩たちのことを見ることができなくってまだ課題です。」
    と語ってくれました。

    先生がおっしゃることは、実はしっかり伝わっているのですね。

    国体が終わり、県内に2校あったカヌー部のうちもう1校は今年で終了し、大洲高校のみになってしまうようですが、まずはこの1校から、次の世代につなげていくものがとても貴重なものなのではないでしょうか。

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