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宮城県 取材(鳴瀬川カヌーレーシング競技場にて)

    【カヌー競技地を訪ねて、日本一周!vol.33 宮城県】

    スプリント 中新田高校(加美町)、石巻商業高校、登米高校、鹿島台商業高校
    ワイルド  成年選手が1人

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    7月中旬、世間がこの2018年の猛暑の始まりを感じていたころ、宮城県に伺いました。
    宮城県で、インターハイの東北ブロック大会が開催される加美町・鳴瀬川カヌーレーシング競技場に行ってまいりました!
     
    会場で、中新田高校の日野先生と木村先生にお話を伺いました。
    「東北はまとまっている」というような声を、訪問前からいろいろな方からお聞きすることがありました。
    実際に現地に伺ってみて、その現象を実感することとなりました。
    一つには東北の先生方は、同窓のつながりが強いこともあります。ですがもちろん、そうではないカヌーホームのことも温かく迎えてくださり、その後の東北行脚がより楽しみになったのはいうまでもありません。
     
    そんな先生方が率いる中新田高校では、2点を指導の芯として大切にしています。
    1つ目は、自主性を重んじること。
    与える練習メニューやウェイトトレーニングもキュッとした内容に収めています。
    手を抜こうと思えば抜ける中で、どれだけ自分に必要なものに取り組む姿勢を持てるか。

    もう1つは、ひとパドルの伸びを大切にすること。
    スピードトレーニングはぎりぎりの時期まで抑えておいて、ひとパドルでどれだけ伸ばせるかがトレーニングの核。

    秘密を聞き出したくてたまらないような感覚でお訊ねしましたが、結果的にとても基本的で重要なことでしたね。

    中新田高校カヌー部の顧問として、日野先生は21年、木村先生は16年、指導に携わっていらっしゃいます。
    ずっとこの指導方針だったのかというと、実はそうではなくて、初期は真逆のスタイルだったと言います。
    生徒には盛りだくさんの練習メニューを与え、トレーニングを積ませていました。
    しかし、思うように成果につながらない。
    そんな中、ある2つの経験によりガラッと日野先生の指導法が変わりました。
    1回目はアメリカの元オリンピック選手が講習をしたとき。
    2回目はイタリアのナショナルチームの練習の話をきいたとき。

    それぞれの機会で、有酸素と無酸素の割合、量よりも質、フリー練習の取り入れ方などトレーニングに関する理論を学び、目から鱗が落ちたような状態で、すぐに練習を180度変えたそうです。

    その積み重ねによって、フォアで初優勝したレースのことを、先生方はありありと覚えていらっしゃいました。

    年が変わり、世代が変わり、生徒1人1人は少しずつ変化していきます。
    そのため先生の接し方はもちろん個々で違いますが、大切にしている芯は変わらず指導に当たっていらっしゃいます。先生方は、とても謙虚な様子でそういったお話をしてくださって、生徒さんのことを考えている様子がとても伝わってきました。

    インラインスケートで伴走指導ができ、学校からも近い練習場。
    冬は寒さや雪で乗艇こそ難しいものの、指導の芯を大切に進んでいかれることと思います。
    これからもさらなる発展を応援しています!

     

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