一般社団法人カヌーホームは、カヌー愛好家からトップ競技選手まで、すべてのパドラーを応援します。

青森県 取材(西目屋村にて)

【カヌー競技地を訪ねて、日本一周!vol.21 青森県】

スプリント・スラローム 西目屋村

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本州最北端の県、青森県の西目屋村にて、木立さんご夫婦を中心に、元気な子供たちが迎えてくれました。
  
47都道府県のなかで青森県のみ、現在高校生のカヌー部がありません。
そんな中、7年後に開催を控えた青森国体に向け、木立さんが一念発起し、カヌー選手の育成に励んでいらっしゃいます。

取り組み始めて間もないクラブだそうですが、平日や週末の時間を見つけ練習をしています。
木立さんの車の後ろに、艇を山盛り牽引して、ご自宅から車で10分程の津軽白神湖パークに向かいます。
この日も小学生が15人ほど集まりました。
 
木立さんは救助艇も無いのでSUPに乗って、指導や救助行います!
小学校1年生から中学生まで普及艇やミニカヤック、スプリント艇に乗り練習、練習。

西目屋村は、弘前市内から車で約30分、山のほうに走ったところにあります。
さらに10分も走れば、世界遺産である白神山地の登山道入口に辿り着きます。
(売店の方曰く、りんごラーメンがウリだそうです!) 白神山地の玄関口に位置する津軽ダムのダム湖である津軽白神湖。
夏は水陸両用バスで観光ができ、冬は3mも雪が積もり湖面が見えなくなる、そんな豊かな自然の中で子供たちはカヌーに親しんでいます。
水上練習以外にも、陸トレとして、体育館でのフィジカルトレーニングやドッヂボールなどを取り入れており、一説には、それが楽しそうでメンバーが集まってきているとか。
 
また、西目屋村は、『子育て応援日本一の村づくり宣言』を掲げ、全国的にも支援が充実している自治体のひとつです。

18歳以下の医療費、0歳児以上の保育料、妊婦健康診査…等々が、無料です!
また定住促進住宅の紹介などを行っているため、3人や4人子供がいらっしゃる家庭も少なくないそうです。
今カヌーをやっている子たちも、兄弟そろって練習しているということも多いのだとか。

この少子高齢化社会において、なんて希望ある話でしょう。

さて、そんな青森県西目屋村から全国の皆さんに一言。 「これから子供たちが中学・高校と進み、カヌーを続けるために近隣の高校にカヌー部を作りたいと考えています。
英語もしくは数学の先生で、カヌーを指導したいと考えている方がいらっしゃったら、ぜひご連絡をください!」 夏はカヌー、冬はクロスカントリースキーが存分に楽しめる素晴らしい土地ですよ!

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ご支援について

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