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石川県 取材(木場潟にて)

【カヌー競技地を訪ねて、日本一周! vol.15 石川県】

スプリント・ワイルド 木場潟(小松市)

 

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石川県は、言わずと知れたカヌースプリントの聖地。
カヌースプリント日本代表の強化拠点として登録されていることもあり、主要な大会が開催される地となっています。

  

 

木場潟では、周囲の高校をはじめ、小学生・中学生と幅広い世代が競技を行っています。
生徒たちを指導する成年の方も、ワイルドやスプリントに乗りながらご指導をされています。

  

先生のお話によると、石川県の大きな特徴であり、利点となっているところは、拠点がここ木場潟一か所であること。
木場潟に、毎週のように小学生から高校生まで60人規模の人数が集合します。

石川県内でスプリントに取り組む高校は4つありますが、高校の垣根を越えて練習を行っているため、学校の区別なく生徒は仲良くなるようです。
同じく中学生や小学生も、学校とは違うコミュニティとして機能しているようでした。
この日は、そんな小学生たちの親御さんもたくさんいらっしゃっていました。

小学生は、基本的に土日を中心とした活動でクラブチームのような活動。
そこから中学生で続けける子、中学から始める子が同じく平日・土日に活動をします。
さらに、中学から続けた選手や、木場潟近辺の高校に通う高校生が部活動でカヌーに出会い、カヌーを始めます。

以前は、もう少しだけ人数が多かったという石川県のカヌー人口。
そんな選手たちを支える指導者たちも多く、各学校の先生のみならず、各高校のOBOGなども指導者としてかかわる方もいらっしゃいます。

そんな中からお1人、成年の選手であり、指導者である笹生裕子先生に少しお話をお伺いしました。
高校の教員をされながら、自ら取り組むワイルドウォーター競技において、なんと国体13連覇中の笹生先生。

生徒とともに練習をし、生徒とともに乗艇後にランニングを行い、どこまでもエネルギッシュでパワフルな笹生先生。
やはり毎年体力的には厳しくなってきている面もあるとのことですが、並大抵ではない記録です。
しかも驚くべきは、普段はこの木場潟での練習のみで、川での乗艇は試合の時だけとのこと。
石川県では、カヌースプリント経験者からワイルドやスラロームへの転向をする流れが多いと聞きます。
そんな笹生先生の記録を破る猛者が現れますよう。
引き続き応援しています!

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