一般社団法人カヌーホームは、カヌー愛好家からトップ競技選手まで、すべてのパドラーを応援します。

山梨県 取材(勝山中学校にて)

【カヌー競技地を訪ねて、全国一周! vol.4 山梨県】

 

雨模様の中、山梨県に行ってきました。

この日は、たまたま珍しくエルゴトレーニングの日でした。

 

★基本情報
活動拠点

スプリント   精進湖(勝山中学校、河口湖高校 富士学苑高等学校 等)

スラローム   富士川

 

山梨県といえば、精進湖にて全国少年少女カヌー大会も開催される地としてカヌースプリント関係者にとっては特に馴染みの地でしょう。

この日は、エルゴトレー二ングの日だったため、勝山中学校の体育館での練習です。
体育館の2階は、もはやカヌー部のスペース。エルゴが10台近く並び、キャッチフォースやウェイト設備も充実しています。

 

★練習動画はこちら★

youtu.be

 

 

現在、都築先生のもと、それぞれの中学や高校から集まった選手が合同で練習をしています。

とてもいいなと思ったのは、全てが数値として目の前に出てくること。

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この日のトレーニングは、(レースペースのワットで 1分レースペースワット-1分down)×8 セット。

500mのレース距離を想定し、250mペースで上げ切るメニューです。 選手は皆さん、ハートレートをつけてトレーニングを行います。

すでに蓄積として、各自のmax測定が行われており、トレーニングの間中、全員のその瞬 間の数値が(max値に対して自分のハートレートが何%か)が表示されます。

 

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これは、、、 とてもハードですね!笑

 

 

頑張れているかどうか、言葉よりも数値が雄弁に語りますね。

 

選手自身、自分の身体感覚と数値の出方を比較ができ、とても身になる練習だと感じました。

 

 

都築先生曰く、県全体のカヌー人口は少ないものの、選手を続ける子、トレーナーを目指す子など、それぞれの形で高校卒業後もカヌーにかかわっている子が山梨には多いということです。
それは、カヌーが好きな子が多いからではとおっしゃっていました。
その雰囲気も、この充実した練習の中からなんとなく漂ってきました。

 

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これだけはっきり数値を出すことにより、トレーニングにおいて「自分の限界を超えていく」とか「不足している力を補う」ということが力を分散させずに自然とできるようになっていくのでしょうか。

 

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都築先生と有泉先生、トレーナーの粕山先生、山梨からカヌー好きの方がまたどんどん出てくるのを楽しみにしています!

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