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カヌー界のリレーインタビュー 第4弾!

お待たせしました、本リレーインタビュー企画、第4弾記事の連載です。

 

藤田賀魁(かい)くん、慶応義塾大学端艇部カヌー部門所属の1年生です。
カヌー競技との出会いは、前回の菅原さんと同じく、NTIDの競技転向プログラムに応募したこと。

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藤「バレーボール種目でオリンピック出場にあと一歩であったという父親の姿を見て、
自分はオリンピックの出場を叶えたい、その思いをずっと抱いていました。

高校生だった当時、サッカーや陸上、バスケットボールなど様々な種目に挑戦し、自身の可能性を模索していました。
ある日、たまたまテレビを見ていて知ったNTIDのプログラムをきっかけに、このチャンスをモノにしたいと考えました。
オリンピックという目標に向け、自分の特性を生かせる種目と出会い、カヌーという選択をしました。」

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かくして高校2年生のころからカヌーをはじめ、約週6日のトレーニングに励むようになります。
きつかったのは、競技のことというよりも友達と遊べる回数が減ることだった、と話す姿はまだあどけなさも感じられます。
他面で、サッカーではジュニアユースチームに所属し、強豪校からスカウトを受けるほどの実力者でありながら、自分のことをよくよく客観視し、行動していますね。

この春からは、慶應義塾大学のカヌー部員としての生活が始まっています。
藤「高校生の頃は、尾野藤さんとのほぼマンツーマンでの指導が中心でしたが、今は部活の中で先輩たちと競る練習をするのがとても楽しいです。
そして前までは、尾野藤さんからの指導を吸収することに集中していましたが、大学生になり、自発的に考える機会が増えたと思います。
練習後のミーティングで、日々振り返りを言葉にするからですかね。」

前回からのリレーをつないだ菅原さんも、そんな藤田くんの変化を間近で見ているからでしょうか。次の質問をもらいました。
菅「四年間の部活動の抱負を聞かせてください!」
藤「いちカヌー選手として、ナショナルチームに選ばれるように頑張りたいです。
また学生としては、今の環境でしか出来ない可能性を大いに活かし、今までにないくらい慶應カヌー部を躍進させていきたいです。」

そんな藤田くんの将来の夢は、すべての人が、色々なスポーツと出会える環境を作ること。
まさに、藤田くんらしさがいきてきますね。オリンピックの強化選手などまでいかなくても、それぞれの特性を生かせるような競技に出会うこと、1つの競技にとらわれず色々な競技で経験を広げること、その実現に向けたシステム作りを行いたいそうです。

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さて、次に回すのは・・・
藤「カヌーを通して自然の魅力を伝えるために世界に出ることを志している方です!」

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