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【インタビュー:京都きっずのみなさん】第1回日本カヌースプリントシリーズ戦~小学生~ 総合優勝の2人とともに

『第1回日本カヌースプリントシリーズ戦~小学生~』で、見事総合優勝を収めた岡山歩生さんと植出千歳さん。

今回、ふたりが所属する京都きっずの小学生メンバー5人に、普段の練習や大会の思い出等、お話を聞いてきました!

 

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江盛「皆さんは小学4年生からカヌーを始めたということですが、初めてカヌーに乗ったときやレースに出場したときはどんな感じでしたか?」

才田(小5)「初めてカヌーに乗ったときは、楽しかった」

若月(小5)「全小(山梨)で初めてレースに出て、しんどかったかな」

植出(小6)「今の6年生はコロナもあったから、4年生の10月に出たかわうそカップ(高知)が初めてでした。全然緊張はしなくて、負けたけど悔しいっていう気持ちもなかったです」

 

 

江盛「初めてのレースでは悔しいと思わなかったとのことですが、何か気持ちが変化するきっかけがありましたか?」

植出(小6)「5年生のかわうそカップ(高知)に出たとき、ライバルの存在を知ったことで、悔しい気持ちが芽生えて、もっと試合に出たいと思うようになりました」

岡山(小6)「今の5年生が入ってきて、後輩に負けるわけにはいかないなと思ったのが、がんばろうという気持ちになったきっかけです」

若月(小5)「歩生(岡山選手)には、短距離なら勝てるかな?笑」

 

チームのメンバー同士が、良いライバル関係ですね。

 

江盛「今年参加した大会・シリーズ戦の中で印象に残っているレースはありますか?」

松本(小5)「全小(山梨)のペア、ぎりぎり入賞できたから」

植出(小6)「かわうそカップ(高知)かな、4kmと200mで優勝できたから」

岡山(小6)「かわうそカップ(高知)の大会、4㎞がきつかったことが印象に残っています」

 

 

江盛「大会に参加している中で、レース以外の思い出はありますか?」

若月(小5)「かわうそカップ(高知)のときに、皆で泊まって喋ったりしたのが楽しかった」

植出(小6)「全然寝られへんかったね」

松本(小5)「レースが終わってから、他のチームの子たちと仲良くなったりしました」

 

 

今回のシリーズ戦は、広島・富山・高知での開催で、京都きっずは保護者の皆様も協力し合って参戦されたとのことでした。

小学生の場合、家族そろっての遠征になる場合が多く、費用面や行程が大掛かりになるそうですが、我が子だけではなく周りの子の成長も一緒になって見届けることができてよかった、各大会がシリーズ化されたことにより、1年を通した目標が設定しやすくなりモチベーションを維持できるようになった、と保護者の方は口をそろえていました。

 

 

江盛「普段はどのように練習をしていますか?」

植出(小6)「夏の練習は、土日は久美浜で乗艇をして、冬の今は走ったり、泳いだり」

若月(小5)「南部のメンバーは、夏は3時間かけて久美浜まで通っています」

岡山(小6)「北部のメンバーは、冬にエルゴも漕ぎます。8分を4セットとか、結構きついです」

 

京都府内全域に在住しているため、週末に久美浜で集合練習を行う以外は、特に冬は地域ごとに分かれて、高校のチームとの練習を取り入れるなど様々なトレーニングを行っているそうです。

 

江盛「そういった練習の中で、今年の夏に向けて頑張っていることはありますか?」

岡山(小6)「冬の今は綾部(中部)に練習に行っています。そこで先生から教えてもらったことを、自分の身に付けるように頑張りたい」

植出(小6)「昨日、韓国のオリンピアンに教えてもらった下半身のトレーニングを頑張りたい。いろんな選手や先生から聞いたことを、冬の間に身に付けて夏の大会で結果を出せたらいいな」

若月(小5)「体力をつけたい」

松本(小5)「腕の筋肉をつけるのを頑張っています」

才田(小5)「水上で長い距離を漕ぐことをがんばります」

 

江盛「最後に、5人から全国で頑張っている皆に向けてひと言お願いします」

 

全員「努力は報われる」

 

次回の開催に向けて、3月には新たな情報も盛り込んで、要項を発信予定です。

今後の小学生の活躍を、カヌーホームは応援しています!

 

 

京都きっずは、優れた資質を持つジュニアアスリートを発掘・育成する事業で、京都府では現在、カヌー・フェンシング・バドミントンの3種目で実施しています。(※)

小学校3年生を対象にタレント発掘を行い、小学4年生から6年間将来のトップアスリートを育成を目指すとともに、その経験をいかして社会に貢献できる人材を育成する事業として行われています。

2011年からすでに10年以上続いている事業で、オーディションに合格した子どもたちは、各競技ごとの日々のトレーニングだけでなく、フィジカル・コンディショニング・インテレクチュアル・国際経験・ファミリー・メディカル…等、多岐にわたるプログラムに参加し、学びや実践を深めています。(※2023年度より、カヌー競技の募集は終了)

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