一般社団法人カヌーホームは、カヌー愛好家からトップ競技選手まで、すべてのパドラーを応援します。

この人の、今! もうちょい頑張れ!のこの方

     

    11月、小春日和の瀬田川にて、学生たちに交ざって緑のVajda艇で漕ぎ行きます。
    渡辺昌弘さん。同志社大学のカヌー部出身です。

    穏やかな瀬田川で南郷2往復、およそ15㎞の乗艇でした。
    かれこれ30年以上カヌーを漕いでいらっしゃいますが、いまも常に挑戦中です。今年の関西カヌーレーシング選手権ではカナディアンペアで決勝に進むほどです。

    同支社大学に入学後、カヌースプリントのカヤックに取り組んだことが、渡辺さんとカヌーとの付き合いの始まりでした。
    大学卒業後しばしの期間を経て、カヌースラロームを5年間取り組み、シーカヤックやサーフスキー、カヌーマラソンなどにも取り組み、それらは今でも続けています。そしてここ2年ほどは、スプリントのカナディアン種目に取り組んでいます。
     
    「飽きっぽい性格ですね。奥さんからも言われます。」
    カヌースプリントは中学や高校、大学の部活で取り組む選手が多いため、引退と同時にカヌーから離れる人も少なくありません。渡辺さんも、転職や家庭生活など、ライフスタイルの変化に応じて、そのときどきにカヌーを漕げるとき、漕げないときなどがありました。

    しかし、そんな変化もある中、かつ、飽きっぽいとご自身でおっしゃるにもかかわらず、カヌーはこうして30年以上取り組んでいます。
    それは、「できることがどんどん増えていく」ときや「様々に工夫する余地がある」ことにカヌーの面白さを感じるとおっしゃいます。
    どんなスポーツも、同じような喜びはあるにせよ、カヌーだとまず艇に乗れるようになるまでが大変。そして、そこから艇を操れるようになること、一つ一つの技を覚えることや、シンプルな動きの中でどう身体を動かせばより速く進めるかなど、段階を追ってずっと楽しみがあります。飽きっぽさは、言い換えるとあくなき探求心ですね。
    種目間の横断的な活動の幅があって、色々な目線を変えて楽しめると話す姿が印象的でした。
     
    そんなカヌーでは、海の大会が年々減ってきている現状もあります。
    主催者の高齢化や競技者減少など、要因は様々あるようですが、渡辺さんは継続に協力する意味も込めて、これからも大会に参加をしていく意向です。そんな渡辺さんの関西レーシング選手権参加時の所属名は、自分たちへのメッセージを込めて、「もうちょい頑張れ」
     
    今後も、全世代、カヌーを漕ぐ人が増えますよう!

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