一般社団法人カヌーホームは、カヌー愛好家からトップ競技選手まで、すべてのパドラーを応援します。

広島県 取材(八千代湖にて)

【カヌー競技地を訪ねて、日本一周!vol.35 広島県】

スプリント 八千代湖・土師ダム(八千代カヌークラブ、吉田高校)、

大浦崎(音戸高校)、長浜海水浴場(大柿高校、江田島海洋クラブ)、芦田川(府中カヌークラブ)

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広島県のカヌーについて紹介の番となりました。
こちらはなんと、カヌーホーム理事・江盛の故郷です。(知らなかった方はぜひ覚えてくださいね。)
瀬戸内の温暖な気候のもとに育ち、温和な方が多いと言われる広島県。
豊かな海の幸も、年々盛り上がるカープ熱も、再開発できれいになった広島駅も、とにかく見どころ満載の県ですので、来たことがない方はぜひ一度足を運んでみてくださいね。

広島県では、かつてアジア大会や国体が開催された八千代湖・土師(はじ)ダムが県内の強化拠点となっています。
湖畔の艇庫には、当時購入したレーザー艇などが綺麗な状態で今も多く保管されています。
今年の夏は豪雨により、音戸高校のある呉地区中心に被害を受けました。今でも、一部交通網が復旧していない状況です。
土師ダムの方も少なからず影響があった中ですが、今回は取材を受けていただきました。
 
現在こちらでは、小学生から高校生まで10名弱で活動をしています。今は少し女子のほうが多いようです。
長くこちらで指導をされている深田先生と、成年選手としても活動をしている小又千春さんとが、予定を合わせながら子供たちの練習を見ています。
毎年、広島市内や安芸高田市内で開催されるカヌー体験会をきっかけにカヌーと出会った子供たちが、毎週水曜日と週末に練習を行っています。
  
土師ダムは、四方を山に囲まれた地形のため、日が暮れるのもやや早いのです。
平日の午後などは、放課後の本当に限られた時間だけ乗艇ができて、そのあとに、陸トレを行っているんだとか。

深田先生や小又さんは、それぞれお仕事がある中で時間をつくって生徒さんたちを見ていらっしゃって、この日も、平日の水曜日。
17時頃から集まり始めた子供たちが、500mダッシュのメニューに向かいます。
しかし、水上に出ていって30分ほどすると、どんどん薄暗くなっていきます。
夕日はあっという間に沈み、すぐに真っ暗になってしまって、月明りのもと子供たちの水をかく音が聴こえてくる感じです。
かつて小又さんが高校生のときは、現副理事長の住田先生が、暗くなった水上にてモーターボートで並漕してくれて練習するなど、そのころから変わらない土師ダムの光景です。

そんなカヌークラブでの練習ですが、深田さんがお忙しいときは、小又さんが指導するのに加え、保護者の方が陸上から見守っています。
選手数が限られているとはいえ、毎週のように指導をするエネルギーや、競技初心者の小学生から高校生選手までを一緒の練習で見る難しさなどは常に付きまといます。
少人数ながらも、深田先生の息子さんや小又さんの弟さんなど、現役選手として活躍する選手が多く輩出されています。
    
これからもずっと、活躍を応援しています!広島県の皆さん、ありがとうございました!

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