一般社団法人カヌーホームは、カヌー愛好家からトップ競技選手まで、すべてのパドラーを応援します。

福岡県 取材(三潴高校)

【カヌー競技地を訪ねて、全国一周! vol.1 福岡県】

 

こんばんは!新しい企画を始めます。

題して、「カヌー競技地を訪ねて、全国一周!」。

国体競技、インターハイ競技となっているカヌーについては、全国47都道府県に県のカヌー協会があります。

今回、各県のカヌー協会の方を中心に、多くのご協力をいただき、全国ツアーを開始しております!

 

各県の基本情報の紹介に加え、県内から部活・クラブ・選手などを約1か所取り上げ、紹介してまいります!

まずは第一弾になります、福岡県からスタートしましょう~!

*基本情報
活動拠点:スプリント     三潴高校(久留米市)、沖学園(福岡市)
スラローム     個人で活動

・県内2校で、スプリント競技を実施している。スラローム2名選手がいる。
・県内の中学生のタレント発掘事業と連携と、学校独自のスポーツ教室や各地域のカヌー教室などをきっかけに選手が集まっている。

Goproで撮影した動画がこちら!

福岡県 (カヌーホーム) – YouTube

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本州との境界に位置する福岡県は福岡空港博多駅が地下鉄で2駅の距離。
国内各地はもちろん、韓国への空の便のアクセスも良いですし、九州新幹線により、熊本・鹿児島と1~2時間でつながり、九州エリアのハブとなっています。

今回は、もう少し南に下った久留米の三潴高校にお邪魔しました。
佐賀県との県境に位置する三潴高校とその練習拠点は、農業用水のクリーク。
5,6艇が横に並べられるくらいの川幅。田園風景が両脇に広がるのどかな練習場所。
市の方が撮影したという動画がこちら。

【ドローン撮影】福岡県立三潴高校カヌー部PV【Phantom3】 – YouTube

三潴高校は、県内に2校しかないカヌー部を持つ学校のひとつで、スポーツ文化コースのある高校です。
現在教頭となった山田祐二先生から、富松先生が引き継ぎ、顧問となり、脈々と受け継がれているカヌー部の歴史。

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最近では、福岡県タレント発掘事業を通じて、そこから三潴高校に進学する生徒も出てきます。
また、B&Gのカヌー体験や、高校OBや在籍生徒によるカヌー体験教室を小中学生向けに実施しています。
そうした接点からカヌー競技に取り組む選手も今後つながってきそうです。

普段の練習は、とてもシンプル。
授業カリキュラムの中に、実技の時間があり、スポーツ文化コースの選手はランニングやウェイトなど決まった種目を繰り返します。
狙いとして、同じ種目を継続的に行うことによりで、選手の現時点の実力や到達点が明確になること。
また、放課後や土日の練習も、短時間集中型。生徒が集中して練習に取り組むよう促しています。

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そうした環境の中から、国内や世界で活躍する選手が輩出されています。

福岡県としては、成年選手たちの受け皿がなかなか確保しきれないのが悩みとのこと。
現在各地を回っていて、カヌー競技は、国体を機に活動が深化することが多いのだなと感じますが、福岡県では上記のタレント発掘事業などを行っていることが今後につながる大きなフックとなりそうですね。

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ご支援について

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カヌー界を支え、盛り上げていくために、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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