神戸大学体育会カヌー部 取材
こんばんは!今日は神戸大学の皆さんです。
神戸大学の艇庫は、なんと海事科学部という学部の敷地内にあります。
一見、大型船舶の艇庫かなと思うその場所にカヌー部の艇庫があり、学部所有の深江丸を横目に、出艇します。
艇庫と練習場所が遠いという話は、事前にうかがっておりましたが、衝撃を受ける遠さです。
船台から出艇し、芦屋のキャナルパークまで、片道およそ15分。
その間の道のりは護岸であるため、沈しないように安全最優先で向かいます。
ジュニアの練習はその途中の砂浜で行います。
普段の練習は、授業の終了時間帯ごとに、平日午後3日と土日の乗艇を行っています。
主将は、海運に携わる将来を見据える田中智之くん。
「神戸大学のカヌー部は、文武両道を前提にカヌーに取り組んでいます。
大学からカヌーを始める選手が多いため、学業優先の考えです。
そのため今は、カヌーが大好き!!という以上に、カヌー部が大好き!!という選手が多いように思います。
自分自身、チームをピラミッドの頂点として引っ張ろうとはあまり考えておらず、学年関係なく自発的に周りを巻き込んで動く人が増えてくれている今の形が良いと思っています。
特に、自身が実習でまる2か月、部を不在にしていた時期などは後輩に助けられました。
その意味で、チームを一言で表すなら「下剋上」です。
下回生からの突き上げも欲しいところですし、競技のチーム目標としても自分たちより実力が上の選手に食って掛かりたいと考えています。
他大学の同期主将陣や先輩・チームの取り組みを見て、すごいなと感じることがあります。
自分としては、ジュニアをこの夏勝たせてあげることを1つ目標に、これからも頑張っていきます。」
この日は、アップから含めるとおよそ3時間の練習。それからそれぞれの帰路に就くということ。
これからも安全、健康に気を付けて頑張ってください!
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