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関西学院大学体育会カヌー部 取材

現在、部員約60人(43人+新入生)。
関西学院大学体育会カヌー部の皆さんは、今年も元気に水上で歌います。

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芦屋には様々な水上人口がありますが、その中でも特に元気なのが関学カヌー部の皆さんでしょう。

毎年「・・・~レッツゴーKG!」と聴こえてくると、あ~夏が来たな~!と感じていました。ここ芦屋は年中、夏です。

 

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そんな関学の60代目主将である藤井凌くん曰く、関学カヌー部のいいところは「ONとOFFがはっきりしていること」です。
見学させてもらった練習も、集合(ON)→点呼(ON)→メニュー説明(ON)→芸だし(OFF)→新入生一言(新歓/OFF)→締め(ON)→練習(ON)・・・以下略。
(私も、約8年前に卒業した母校の名前を主張させていただきました。)

今回は、この部の魅力について深掘りさせてもらいました。

 

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それは、「藤井くんの考えるチームとは?」です。

藤「関学は、競技力向上とチームマネジメントを同じくらい大切に取り組んでいます。
そして自分が考えるいいチームとは、トップダウンの指示系統だけではなく、下回生の子たちも意見を言いやすい環境があることです。そういう意味で、今の関学のチームは、先輩後輩という関係を超えて、人として尊敬しあっていると思います。

自分自身、もっとこうしたほうがいい、こういうことをしたいと提案をしてくれる後輩をとても尊敬しています。今、自分は就活の真っ只中で、部活を抜けることも多々ありますが、幹部・後輩に安心して任せられます。加えて、常に学びを深めていたいので、マネジメント方法についてもっと勉強したいと思っています。また、チーム作りだけではなく、競技力向上についても頑張らねばなりません。実際のところ昨年の先輩方が抜け戦力ダウンしていることを感じています。その中で、今まで作ってきたチームで、日本一を目指すという意識を常に持って日々取り組みます。」

 

競技力を追求すること、チーム作りについてあの手この手を尽くすこと、これらの両輪を回していくバランスやタイミングが重要なように感じました。
チームで活動する意義とは、個人では成し遂げられないものの後押しをすることだと筆者は考えています。
それは例えば、練習の中盤を惰性で漕いでしまわないようにすることや、レースの最後の1パドルまで信じて漕ぎ切ること。
点数に関しては、特定の速い選手が多く貢献するとしても、全メンバーが有機的に作用しあって、そういう選手や結果を生むと思います。
(あんまり周りを気にしすぎると潰れますけどね笑)

 

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これまでの大学の取材記事の主将よろしく、藤井くんもきりっとした表情で写ってくれました。

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