株式会社オーエンスさんのカヌー指導に密着!
今年の夏、全国中学生カヌー大会で男子フォアで優勝を飾り、全国に驚きを、地元に喜びを伝えたチームをご存じでしょうか?そんなチームが練習する東京都江東区は、東京オリンピックのカヌースプリント競技開催地「海の森水上競技場」がある場所です。区内のパラカヌー選手、瀬立モニカ選手が東京パラリンピック出場内定を決め、ますます全国にも知られるようになっているのではないでしょうか。
この地域は荒川と隅田川に挟まれたデルタ地帯を中心にいくつもの水路が縦横に走り、水辺に親しみやすい環境が広がります。江東区の中学生や高校生、パラカヌーの選手がカヌーに取り組んでいる旧中川の川沿いには遊歩道が伸び、住宅街が立ち並ぶ都会的なエリアです。そんな江東区にある中学生カヌーチーム「江東区立中学校カヌー部」と、高校生チーム「江東ジュニアカヌークラブ」は、全国的に珍しい形でカヌーに取り組んでいます。
今回、江東区の中でカヌーとかかわりの深い株式会社オーエンスさん(※以下オーエンス)についてお話を伺いました。
オーエンスはビル管理を主軸として、スポーツ・レストラン・医療・ホテル管理等、様々な事業を展開しています。
その中のスポーツ振興活動として、子どもたちやパラ選手のカヌー技術指導や各地でのカヌー教室を行っています。
江東区では、豊富な水辺を生かすよう、カヌー教室や体験会などを実施しており、区立のカヌー部が2009年に誕生しました。
江東区立の中学生であればだれでも入部できる「江東区立中学校カヌー部」と、そのクラブ出身者である高校生が参加可能な「江東ジュニアカヌーチーム」、そして「江東区パラカヌー」のチーム。
これらのチームの技術指導を江東区から委託されているのがオーエンスです。
中学校カヌー部は、学校が違う選手が集まるため、クラブチームのような色もある部活動です。
様々な目的や目標を持った選手が入部してカヌーに取り組んでいます。
拠点校の先生(顧問)と区の職員(マネジメント役割)とオーエンススタッフ(技術指導)とが、三位一体となったフォロー体制で日々活動に励んでいます。
また、中学校カヌー部の活動を終えた後も継続してカヌー競技に取り組みたい選手が江東ジュニアカヌークラブに所属しています。
多くの人が運営に携わる分、議論や調整の難しさはあること、また部活動ということでかなり時間的制約のあることなどが、中学校カヌー部ならではの難しさでもあり特徴になっているようです。
今年の中学校カヌー部のキャプテンになった選手にお話を聞きました。
「Q. カヌー部の練習は週3回とのことですが、練習以外の日はどんな活動をしていますか?」
「以前はテニスをやっていましたが、カヌーに集中するためにテニスはやめて、土日の午後に高校生のチームに混ぜてもらったり、筋トレを自主的に行ったりしています。」
「Q. 指導者はどんな方たちですか?」
「フレンドリーで質問をしやすい指導者の方たちで、楽しく活動をしています。山田さんのファンの子たちがいたり、岸さんは中学生とも目線が合うところもあり、楽しいです。」
「Q. キャプテンになってどんなことを感じますか?」
「皆を引っ張っていかないといけないなという気持ちなので、副部長など皆と協力しながらシングル・ペア・フォアどれか一つでも来年優勝していけるように頑張ります。」
また、この日ヴァーの練習を行っていたパラカヌーの諏訪正晃さんも、オーエンスのスタッフとメニューを相談しながら行っているそうです。
オーエンスのスタッフとしてカヌーにかかわっている方たちは、基本的に中高生やパラ選手の指導やカヌー教室でのインストラクター、また竪川カヌー場のインストラクターなどシフト制で各種業務に取り組んでいるそうです。
竪川カヌー場とは、江東区にあるカヌー体験施設で、夏場(5月~10月)限定でオープンしています。
高架下に設置されているので、雨の日でもカヌーの体験ができますし、地元の小学生や家族連れなど多くの人でにぎわっています。
こちらの施設の指定管理を行っています。毎日のようにここに通い、こちらの施設のアルバイトスタッフの中にカヌーにはまってしまったという方もいました。
そんなオーエンスでは、一緒に働くスタッフを募集しているそうです!
こちらの動画で、実際に働いているスタッフの方からのコメントももらっています。
興味を持たれた方は、下記の連絡先までご連絡をお待ちしています。
070-4921-8064
(採用担当 西まで)
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