一般社団法人カヌーホームは、カヌー愛好家からトップ競技選手まで、すべてのパドラーを応援します。

愛知県 取材(三好池にて)

【カヌー競技地を訪ねて、日本一周!vol.46 愛知県】

スプリント 巴川・岡崎カヌー練習場(岡崎カヌークラブ、新香山中学校、杜若高校)、三好池(三好カヌークラブ、三好中学校、三好北中学校、三好南中学校、三好高校)
スラローム 岡崎市練習場、保田ヶ池、矢作川カヌー練習場
カヌーポロ 保田ヶ池、細口池
他     名古屋海洋少年クラブ、豊田市旭B&G海洋センター

★Gopro動画はこちら★

皆さんご存知、カヌーが盛んな愛知県。
現在、カヌー界を引っ張っていってくださる方に愛知出身の方も多いですね。

愛知県のカヌーが発展してきた要素はたくさんあるに違いありませんが、一つには1982年(昭和57年)に島根国体において、初めてカヌー競技が採用されたとき、ポスト国体ありかた研究会というものが発足されました。
愛知での国体開催はもう少し先でしたが、開催されたときのその先に備え、各競技の発展について話し合ったそうです。
とくに、ハンドボールとカヌーについては、競技場を一から整備しないといけないものだったため、競技以外での活用もあわせて検討されました。

このとき、カヌー場の整備は、愛知用水の土地改良をする事業の一環に位置付けられ、今の三好池が整備されました。
カヌー競技場や艇庫だけでなく、護岸整備を行い、周回コースを作ったことも、一般の方にとって身近になるようにとのことです。
現在では、愛知県カヌー協会とみよし市カヌー協会が同じ事務所で活動しています。

早くからカヌーの発展に向け、県や市の後押しがあった経緯もあり、カヌーが非常に盛んな県となっています。また、90年代を通しては、国際レディース大会を開催するなど、とても積極的に活動が蓄積されています。
カヌー部がある中学校や高校の数や人数共に多く、現在は選手や審判の方含めて計500名ほどの県登録があるんだとか!中学生の登録者数は全国的に見てもトップクラスです。
カヌー競技の中でも、人口の多いスプリントに限らず、保田ヶ池で全日本選手権が開催されるカヌーポロや、スラロームの羽根田卓也選手出身地である豊田市の矢作川など、カヌーのかっこよさに親しみ、憧れるような刺激が多くあるのではないでしょうか。

みよし市カヌー協会の新海さん曰く、「カヌーを始める選手は他県よりは確かに多いかもしれないが、カヌーを長く続ける人が一人でも多く出てほしいと思っている」とのことです。
とくに、学校での部活動時間確保が難しくなってきて、クラブチームでの指導というものをもっと考えていかなければならないと考える中で、今は社会人が土日に教える時間を取っているそうです。
そうした活動にもっと厚みを持たせるために必要なことを、少しずつ整えていきたいとおっしゃっていました。

スプリングスプリントの開催が20回以上となっていく間に、参加者数の増加や他県からの積極的な参加などとても求心力のある愛知県。これからのさらなる発展も祈っています!

お気軽にお問い合わせください!

ご支援について

ご支援について

カヌーホームでは、日本のカヌーをよりかっこいい!と思っていただけるような環境づくりに向け、活動してまいります。
カヌー界を支え、盛り上げていくために、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

当法人は、広くカヌースポーツの普及および振興に関する事業を行なうことにより、国民の心身の健全な発達に寄与し、又は豊かな人間性を涵養することを目的とし、その目的を資するため、活動してまいります。
つきましては、誠に恐縮ではございますが、当法人の趣旨にご理解をいただき、御支援を賜りたく、ここにお願い申し上げる次第です。

お気軽にお問い合わせください!