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関西医科大学体育会カヌー部 取材

関西医科大学体育会カヌー部の主将と主務のお二人にお話を伺いました。

左から主将の仙田くんと、主務の日野くんです。
授業の合間に取材を受けてくれました。

 

関西医科大学のカヌー部は、1964年創部の歴史ある部です。
学校全体の学生数は600人弱。その中で、勉学とあわせて部活に所属する学生の数が限られることもあり、現在部員数は8人。
医者への道のりは、聞いているだけでも本当にいばらの道です。「1つ単位を落とす=学年の単位をもう一度すべて取り直し」という世界で、人の身体を預かるというお仕事には頭が上がりません。

   

現在、平日2日と土曜日に練習を行っているということです。
授業の日程の兼ね合いもあり、インカレには参加ができないものの、選手それぞれの目標や目的を持ち、カヌーに取り組んでいます。

 

中でも関医らしさだなと感じたことが二つありました。
1つは、シニアも含めて部員全員にライフジャケットの着用を義務付けているということ。

ライフジャケットがないほうが、漕ぎやすいですし、シニアだったら、夏場だったら、と思う余地はたくさんありますが、安全第一という考えでこれが関医の伝統ですという話は印象的でした。

もう1つは引退したOBがまたカヌーを漕ぎに来ることがぽつぽつとながらあるということ。
各チーム、現役と近い世代の選手がカヌーを漕ぎに来ることはあるでしょうが、そうして卒業しても世代を超えてかかわるのは素敵なことですね。
そしてまた業界柄、スポーツドクターとしてカヌーに携わっていただくこともあります。
医学部の部活といえば、西医体等の大会やその中でのチーム交流が多いように思いますが、関医のカヌー部はその意味でも色々もっとお話を聞きたくなるカヌーイストたちです。

 

お二人も他大学の方との交流も増やしたいと言ってくれました。
個人的には、ぜひ解剖学的な観点から選手の分析などをしてもらいたいですね!

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