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鹿屋体育大学カヌー部 取材

さていよいよ大学取材も終盤に差し掛かってきました、今回は鹿屋体育大学カヌー部の皆さん。

鹿屋に訪れたのは台風7号が接近していた日。そんな日にもかかわらず、直前まで乗艇するかどうかの判断をしていました。
こちらとしては、鹿児島のフェリーも止まっていたので、まさか乗艇はしないのでは・・・と思っていましたけれど、安全を確認してなんと乗艇をしました。
大学から車で30分ほどの距離を、それぞれ車に乗り合わせて向かう練習拠点、大隅湖。
大隅湖は、3方向を山に囲まれている地なので、西風が強くなければ案外大丈夫のようです。
この日は、ハード後のイージーの週でしたので、練習メニューはフリー。

 

   

 

練習合間に、鹿屋のカヌー部の特徴は?ということを何人かに聞きましたが、みんな口を揃えて「自由」といいます。
どこかの京都の大学みたいですね。
実際、大隅湖でボートがほとんど練習しなくなったこともあり、湖を縦横無尽に練習をしています。

鹿屋の選手たちは、ほかのカヌー部がある大学から離れているので現役時はなかなか交流が少なかったものの、しゃべってみると物腰が柔らかい選手が多いように思います。
そういう選手たちは、内に秘めたアツさがあるのか、黙々と自分のやるべきことに取り組み結果につながっているのでしょうか。
鹿屋の「自由」という風土と調和して、選手がのびのび練習に取り組めているような印象がありました。

 

 

鹿屋体育大学のカヌー部は、各大学のカヌー部の中では若い部で、現在宮崎で指導者となった大園先生が20余年前に創部されました。
そのときから、毎年レベルの高い選手が全国から集まり、インカレ総合優勝やひいては日本代表選出に向け、日々トレーニングに励んでいます。
特に、チーム目標として掲げる「インカレ総合優勝」は、毎年当たり前のように目指すところとなっています。

主将の日高君曰く、目標達成に向け、「何かしらチームに貢献する」「チームの為に自分がいる」という気持ちを大切にしているということです。

そんな鹿屋ならではの強みについて、日高君からメッセージをいただきました。

「鹿屋体育大学は、環境に恵まれているという事が1番の強みだと思います。

国立大学唯一の4年制体育大学という事で、トレーニング環境やスポーツ分野のスペシャリストな先生方がたくさんいらっしゃいます!
強くなろうという意志さえあれば環境は整っている大学だと思います。是非、鹿屋へ!」

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