久しぶりに個人インタビューをさせていただきました!
お話を伺ったのは、松﨑陽祐さん。
富山県の水橋高等学校カヌー部、立命館大学カヌー部では主将を務められました。
卒業後は、中学校や特別支援学校での勤務経験を経て、現在は富山県立上市高等学校で先生をなさっています。
さてこれまで、広く、カヌーに携わった方々からのお話を聞き、それらのお話を積み重ねていきたいという想いから、「あの人は、今?」と銘打って始めていた企画ですが、本日改変いたします!
改めまして、「この人の、今!」。 松﨑さんのカヌーライフを紐解きます。 「カヌーと出会ったのは、高校入学時。
体育が好きで、県内で唯一体育コースがある水橋高等学校への進学を考えました。
もともと水泳をやっており、動きが似ていることもあり、カヌー部入部しました。」 始めたからには大学でも続けたい、と憧れの先輩選手がいた立命館大学へと進みます。
そして想いは更に続き、一生カヌーにかかわることができるよう、小さな頃からなりたかったという教師の職に就いています。 「カヌーが競技面も精神面も自分を成長させてくれました。高校大学と熱中して、今でも集う仲間といえばカヌー関係者の輪ですし、カヌーの話をします。そんなカヌーを、大学までで終わらせたくないという思いがあります。」 その原動力は何なのでしょう。
お話の中で、何度か感じたのは、松﨑さんは「今を大事に」されていることでした。
カヌーにずっとかかわる理由の1つに、カヌーに燃えた日々を、過去の栄光として置いてしまいたくないということ。
過去のレース結果やアップダウンが、今の自分を後押ししている感覚ではなくて、同年代の選手とより成長している姿で大会で再会することがとても嬉しく感じること。
たまに会うカヌー仲間と、思い出話だけでなく、今のカヌーの話をしたいこと。
カヌーに「今」かかわっていようといまいと、カヌーという共通項で、取材を受けていただいたり、ここに集まって応援してくださる方々でカヌーホームも成り立っています。
そういうわけで、カヌーに携わってきた方々のこのインタビューシリーズ自体、改名しました。
そんなことに気づかせてくださった松﨑さんは、今もこれからもカッコよくいらっしゃることでしょう!