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武庫川女子大学カヌー部 取材

こんにちは。
今週は、大学づくしです!

武庫川女子大学学友会カヌー部の皆さんの練習にお邪魔しました。

私が現役の時に、武庫女と合同練習という形で練習に入れていただくことが数回ありましたが、初めて練習に参加したときの感動は今でもよく覚えています。
数年前と変わらず、隅々まで整理整頓された艇庫や、艇庫から河川敷までの道のりを安全に行くための連携プレーなど、かゆいところに手が届くといいますか、そんな体制です。

   

 

キャプテンの薦田さん曰く、チーム作りとしては「一人一人が役割をもち、チームに参加できること」を心掛けているそう。
下級生ほどチームに対して意見を言うことやそういう雰囲気を持つことは難しいと考えていたため、こんな取り組みをしています。
それは、「一人一つ、チームにかかわる何かを毎日、一年間続ける」。
毎日欠かさず何かを続けることって、本当に難しいです。それが「歯磨き」とかであっても、もしかしたら色々と理由が重なってできない日もあるかもしれません。
まして、チームに対するアクションとして、それを設定するということは、気分の乗らない日や体調の悪い日、オフの日・・・理由をつければやらない理由はいくらでもわいてきそうです。
一方で、チームに対するアクションだからこそ、受け入れることや受け入れてもらうことの相互作用を体感するのでしょうね。

 

新チームになってから半年がたち、以前より積極的に発言をする子が出てきたと、薦田さんがその変化を教えてくれました。
また橋本コーチのかかわりも、そうした学生たちに対して、「自分で気づく選手になってほしい」という接し方です。
それらがあいまって、武庫川女子大学というチームになっていっているのでしょう。

 

  

 

インカレ6連覇中の武庫川女子大学さん。
近年日本でも盛り上がりを見せるカナディアン部門の選手達も成長盛りです。
カヤック部門、カナディアン部門、それぞれが上記一人一人の役割を果たし、両部門ともチーム優勝を狙います。
また、武庫女では卒業生も含め、日本代表に向け、世界に向け、カヌーに励んでいる選手も少なくありません。
女性ならではの、負けず嫌い精神なのでしょうか。筆者自身も武庫女の選手の、土壇場での底力を何度も見たことがあります。

 

毎年の選手が入れ変わる中で、また今年はどんな戦いを見せてくれるのでしょうか。

また夏が楽しみですね。

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