甲南大学で活動をするカヌー選手、新田淳平くん3回生。
部活という形式は取っておらず、芦屋高校時代に始めたカヌーを、やめられないとまらないのまま、今に至ります。
今も、平日は早朝や、学校の授業が終わった後に、芦屋の水上で練習をしています。
土日は高校生に交ざって漕ぎ、週6日ほど練習をこなします。
取材させてもらった土曜日は、6時半には艇庫に来て準備をしておりました。
自宅から自転車で約1時間の距離を通い、黙々と準備と練習に向かう様子は自然体で、余計なストレスは感じさせません。
「一人でカヌーに取り組むのは、練習時間の融通をきかせられたりして、気楽です」
そう話す一方で、
「(もしカヌー人生をやり直せるなら)大学の部活に所属して漕いでみたかった。ただいずれにしても、大学でカヌーを続けていてよかった」
とか。